【重要】このページに「偶然」迷い込んできてしまった方、「あなたの人生の貴重な時間を浪費しないため」にも、まずは「このリンク先のプロローグ」を読んでいただけると嬉しいです。
the Definition of the Free Person :自由人の定義
●Time:時間を、Freedomに使える人(自分で予定をFreedomにできる人)。
●自分の意見が「正直」かつ「Freedom:自由」に、「場所を選ばずに、どんな集団にも、誰にでも」言える(発信できる)※人間。
※もちろん、「理性的に」「倫理的に」などの形容詞がつく。個人を傷つけるなどの発言は、当たり前だが、NGだ。集団やシステムに対しては基本、ズバズバ言っても問題ない。特に、政治的な意見を「Freedomに叫ぶ」のは素敵なことだ。
●同僚の評価に運命を委ねていない人間
だから、自由人にとって必要なのは、議論に勝つことじゃない!
そう、論破する必要はないんだ。
「ただ」勝てばいいだけ♪
Freedom
≈ 人間らしさの始まり
≈ self-ownership:自己所有権
≈ 「単に」自分の意見は自分で決められるという状態
で!ここからが重要だから、心して精熟思読してほしい。
“a Free Person”になれるのは“Courage”≈“Prudence”ある者だけ
Courage:勇気≈Prudence:思慮深さを持つ者だけがFreedomに意見を述べられるし、TimeをFreedomに使える人。
Freedomは、富、家柄、知能、外見とは何の関係もなく、むしろ自分自身のCourageの問題。
“a Free Person“とは、普段なら絶対にしないような行動を、強制されることのない人間。
∴”Sissy[ˈsi-sē(スィスィ)]:臆病者”が、”a Free Person“になることはない。
どんなに”Independence:自立”しても、どれだけ”Rich:金持ち”になっても、SissyはSissyのまま!
Wimp[ˈwimp(ウィムプ:弱虫、意気地なし、怖がり、臆病者)]は、Wimpのまま!
「真のCourageってなんだったっけ?」ってなったときは、ここ【「真の」Courage: 勇気とは?】でおさらいしてほしい。
ところで”Freedom”の日本語訳は「自由」でいいの?
実はね、”Freedom”≈「自由」、”a Free Person” or “the Free Man” ≈「自由人」ってすると、何かしっくりこないんだよね。
モヤモヤして気持ち悪いし、強い違和感がね。
なぜって、日本で「I am 自由人!」っていったら、
・勝手気ままな人間
・まっとうな仕事をしていない人
・プータロー
・自由奔放な人
・扱いにくい人
・風来坊
・…
ってイメージをもたれちゃうよね、きっと。
ただ、その謎を解くヒントを、私に教えてくれたのが加治先生の著書。
江戸時代末期(幕末)には、「自由」という言葉がなかったらしい※。
※幕末、日本にはまだ「自由」という言葉がなかった時代。その自由という言葉はだれであろう哲学者西の造語だ。
加治将一著「龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン p281」
つまり、非凡な西周(にしあまね)が”Freedom”という単語に、試行錯誤の末、何とか「自由」という言葉をあてがったわけだ。
だから、「自由」という言葉の意味に、日本人が違和感を感じても仕方がないことだと思ったんだよね。
自由という言葉以外に、無理やり翻訳されて、「しっくりこない、ぼやけた、違和感を感じる」日本語はかなりたくさんある。
まあ、そういうこと。
∴このESSAISでは、”Freedom”と、英語で表記することにすることにしたよ。
「a Free Personにとって、2地点間の最善な ― いちばんのチャンスに満ちた ― ルートは、決して最短ルートなんかじゃない。(TATSUHIRO翻訳)」
*Versions of this point have been replaced and rediscovered throughout history–the last convincing one by Montaigne
「奴隷にならないだけでは、人生は完全に自由になれない。完全に自由になるためには、ご主人様になるのも避けないといけない。※」
※この主張の変形は、歴史を通じて何度も繰り返し述べられ、再発見されている。納得できるうまい変形述べた一番最近の人はモンテーニュだ。
ブラック・スワンの箴言;p63
Reference
反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (監修), 千葉 敏生 (翻訳) p277-p279
Antifragile: Things That Gain from Disorder (Incerto) Nassim Nicholas Taleb (著) p410-p411