【重要】このページに「偶然」迷い込んできてしまった方、「あなたの人生の貴重な時間を浪費しないため」にも、まずは「このリンク先のプロローグ」を読んでいただけると嬉しいです。
日々の実生活の中で、私たち人間は常に勘違いし、錯覚し、間違いや過ちを犯す。
判断を見誤り、自滅する。
そこで、指針となるのが「良書:Good Books(良書の私なりの定義は下記にて)」だ。
ただ、良書は毒にも薬にもなってしまうから注意が必要で、それぞれの本が果たす役割を見誤ると痛い目に合う。
たとえば、起業家の成功本(ビジネス書)を真に受け、ビジネスの行動指針にすると、多くの場合あてはまらない(もちろん、役に立つ部分もある)。
ではビジネス書の役割とは何なのか?
私は、気持ちがなえそうになった時のカンフル剤的なものとして、ビジネス書を利用している(中島武氏のハングリーなど)。
とても元気づけられて、パワーがもらえ、モチベーションが上がるからだ(ただ、そんなやる気も長続きしないのだが…)。
ゆえに私は、起業家の成功本などのビジネス書は、最後の切り札に取っておいて、できる限り開かないようにしている(笑)。
ということで、私の「読書カード」をご紹介。
せひ参考にしてみてほしい…
私の読書カードのマス目の数は、“Think clearly”の著書、ロルフ・ドベリ[Rolf Dobelli]に習い、2020年~2030年の10年間で「100マス(最大で100冊)」と決めた。
50歳を過ぎた私にとって、人生の残り少ない時間を「出来の悪い本(=私の人生に損失を与える本)」に費やしている暇はない。
これまでの人生で数千冊の本を読んできましたが、この歳になってようやく、
「本当に意味のある」
=「実生活に直接使えて利益・幸せを生み出させてくれる(損失・不幸を回避させてくれる)」本
≡【良書】
を見抜けるようになりましたので、「読書カード」を実生活に取り入れ、皆さんに公表することにした。
詳しくは、Think clearly(この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針)の「p294 37 読書の仕方を変えてみよう」にて。
ということで、「TATSUHIRO × 本 × 100選(少しずつ追加)」は以下にて。
信頼に値する“著者”か否かの一番の判断基準は、
“行動”で「身銭を切っている:SKIN IN THE GAME」
or
「魂を捧げている:SOUL IN THE GAME」
and
「自然界の本質に逆らわず、的を得ている:ANTIFRAGILE」
著者なのか? だ。
生き様に一貫性がなく、分かりにくい(≒発言と生き方が乖離していると判断した)著者もNGとした。
ただし、物語、小説、詩などは情緒を感じたり、楽しむために読む(=精読 ∵凡人には速読では実生活に生かせる知恵は得られない)ものだと思ってるから、何でもアリだ(笑)。
読書についての本質を知りたい方は、読書について 他二篇 (岩波文庫)にて。
なお、【1】~【20】までは、上にあればあるほど、私にとって繰り返して何度も読む価値のある本(【21】~はランダムに羅列)となる。
THE BOOK of BEST 100 by TATSUHIRO
【1】INCERTO(インケルトー) by Nassim Nicholas Taleb: ナシーム・ニコラス・タレブ
【1-1】
原書: Antifragile
訳書: 反脆弱性[はんぜいじゃくせい]「上」 ・ 反脆弱性「下」
何度「熟読」したか分からないほどのキングオブ名著。
私の人生を大きく変えてくれたバイブル中のバイブルがこれ。
【1-2】
原書: SKIN IN THE GAME
訳書: 身銭を切れ
待ちに待った“SKIN IN THE GAME”の翻訳版「身銭を切れ」。
原書を買って頑張って読んでいたが、やはり私の英語力ではまったく歯が立たなかった。
望月衛氏、千葉敏生氏に感謝だ。
【1-3】
原書: THE BED OF PROCRUSTES
【1-4】
原書: Fooled by Randomness
訳書: まぐれ
投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
【1-5】
原書: THE BLACK SWAN
訳書: ブラック・スワン「上」 ・ ブラック・スワン「下」
訳書: 強さと脆さ
【2】ダニエル・カーネマン:Daniel Kahneman
訳書:
ファスト&スロー(上)あなたの意思はどのように決まるか?
ファスト&スロー(下)あなたの意思はどのように決まるか?
【3】ロルフ・ドベリ:Rolf Dobelli
【3-1】Think clearly
この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針。
【3-2】
Think Smart
間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法